選択制401k(選択制確定拠出年金)では、掛金を運用することができます。
運用商品には定期預金と投資信託があります。
定期預金は、元本が保証されますが、投資信託に比べ、利率が低いのが特徴です。
定期預金の場合、値下がりすることはありませんが、
投資信託の場合は、値下がりすることがあります。
投資信託は値下がりするというリスキーな面がある分、利率の低い定期預金より、
運用益は大きくなる傾向にあります。
運用というと、値下がり=元本割れとイメージしがちですが、
選択制401kは、積み立てた年金資産を一括投資するのではなく、
毎月拠出する掛金で投資する積立投資です。
積立投資と聞いてよくわからないな💬という方もいらっしゃると思います。
リンゴが大好きなK子ちゃんでシミュレーションをしていきましょう。
K子ちゃんの場合
- K子ちゃんは、毎日200円のお小遣いを貰います。
- そのお小遣いで、5日間大好きなリンゴを買えるだけ買います。
1日目の200円を基準として5日間見ていくと、2・3・4日目はリンゴが値下がりしています。
しかし、4・5日目でリンゴの価格が回復し、5日目には基準の200円まで戻っています。
損得状況も4・5日目でプラスに変わり、5日目はプラス1,000円になりました。
つまり、値下がりはしたものの、当初の価格に回復するだけで利益が出たことになります。
まとめ
⚠掛金を投資信託で運用すると値下がりすることがあります。
しかし、選択制401kの掛金の運用は積立投資のため、
値下がり後に少し値上がりするだけで黒字になり、
当初の価格に回復すると大きな利益が見込めます。
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